図書館に本を返しに行った後、
新しく本を借りました。
その内のひとつが、『インターネットは民主主義の敵か』と言う本でして、
これはインターネット文化と、
そこから派生する思想について書かれたものです。
軽く読んで見ますと、
今のテレビをはじめ、
メディアは今、
自分の都合のいいもの、見たいものをダイレクトに見る事が出来る事が出来るようになり、
これによって自分の都合の悪い思想を排除できるようになった事、
そして、インターネットによって自分達に都合のいい(もしくは合致した)人間だけが集まり、
簡単にコミュニティが築けるようになった事、
そのコミュニティには(合致した人間しかいない為)批判者がなく、
極端な思想を受け入れられる土壌が出来、
そこから飛び火していき、
対する思想を排除しようとしてしまう流れを説いています。
(この流れについては、
こちらを参照して下さい。)
確かにメディアは今、自分の都合のいいものだけを選べます。
動画サイトやテレビ番組、ラジオ番組、音楽など、
様々な媒体を使えば自分達が聞きたいものをいつでも何処でも、選んで視聴できます。
その分、自分達が嫌いなものを排除しているわけですから、
批判的な意見などそっちのけになるわけですし、
テレビ番組なども、
そういった人間に合わせて番組を作っていきます。
そうした方が、
安定した視聴率が取れるためです。
その結果、
国民的な番組は消滅し、
特定の人間が好んでみるだけの、
他の人間からすれば(?)な番組がいっぱい作られてしまいます。
テレビの視聴率が下がっているのも、
今のテレビが家族皆で見るのではなく、
こういった、特定の層だけが見るように作られているからと考えれば、
概ね納得出来ます。
でも、その弊害は大きいのも事実なのもまた、
前述したとおりです。
本題に入ります。
高島平の
熱帯植物園に行きました。
ここは小さい植物園ながら、
夢の島熱帯植物園に勝るとも劣らない、
本格的な植物園です。
(因みに、近くに普通の植物園があり、
結構便利です。)
本当は
科学未来館に行きたかったのですが、
凄い混んでいる(はやぶさがここで公開されている為です。)ので、
断念しました。
戻ります。
植物園では、
屋外ではなかなか見られない、
熱帯植物ならではの植物を見る事が出来ます。


この2つの木はどちらも、
絞め殺し植物と呼ばれるもので、
一般には無花果やヤドリギがそれにあたります。
これは木に巻きついていくことで成長する植物で、
巻きつかれたれた木は絞め殺し植物に覆われる為に、
日照を確保出来ず、光合成が出来ない為枯れていきます。

ビカクシダ。
鹿の角を思わせる為、こういう名前になっています。
かなり大きくなるらしいです。

花が一杯咲いていました。
ええと、名前は……シクンシと言うらしいです。
漢字では四君子。

タコノキの実。
タコノキの名前はビヨウタコノキ。
美容ではなく、美葉。
葉の形状が美しい為、こういう名前になっています。
硬そうですが、
煮れば食べられるそうです。

全体を軽く見回して。
どう見てもビニールハウスの一角です。

休憩所は土、日、祝日にマレーシア料理店が出張で来るらしく、
ここで食事を頼めます。
頼んだのはココナッツジュースです。
なみなみと注がれてきます。
スプーンが入っていますが、
これは実が中に入っている為です。
味は甘くて青臭いような……そんな味です。
少しお酒っぽい(と言っても、ボクは酒は飲めないので分かりませんが)感じです。
実はサイコロ状になっていまして、
硬いのもあれば柔らかいのもあります。
ここ、実は最初に入るゾーンがミニ水族館になっています。
ミニと言いましても、
かなりなものでして、
これだけでお金が取れそうな感じがします。
写真は撮れませんでした(フラッシュ撮影は禁止&暗いので)が、
タカアシガニがいて、トカゲがいて、ニシキエビがいて、
クマノミがいて……って、植物園なのか?と疑ってしまいます。
とはいえ、一室ですけど。
更にこの植物園は全国でも珍しい、
マングローブ林を再現した植物園なのですが、
その池の中に……

分かりますか?
池の中にきのこみたいな物があるのを。
あれ、実は世界最大の淡水エイです。
ガラス越しにも見れますが、
かなり大きくて驚きます。
何ゆえ、植物園にそんな生き物がいるのかと疑問に思ってしまいます。
特別展は虫の展示でした。
カブトムシに触れるコーナーがありまして、
子供達に盛況でした。
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