大前提。
本日は2点です。
シナリオというより物語の構築に関する本を図書館で借り、
読んでいます。
物語の基点に関わることから総論に関することについて、
こまごまと書かれていてためになります。
で、
この本を買おうと思ったのですが、
値段を見て驚きました。
4000円します。
前に6000円するポル・ポトの伝記を普通に借りて読み、
読み終わったときに驚いたのですが、
どうしてボクが読む本は異常に高いのでしょう。
ラノベなら何冊買えるのでしょうか?
で、
ここに書かれている中で興味を引いたのが、
文の組み立て方。
単純にいいますと、
文は基本的に「大前提」「中前提」「小前提」の順番で並んでいるという事です。
これは「むかしむかし」「あるところに」「おじいさんとおばあさんが」「すんでいました」という文体の場合、
「あるところに」より「むかしむかし」の方がスケールが大きく、
「おじいさんとおばあさんが」より「あるところに」の方がスケールが大きい。
「すんでいました」もまたしかり。
これは「むかしむかし」の中に「あるところ」が内包されている為で、
「あるところ」の中に「おじいさんとおばあさんが」が内包されている為です。
因みに「すんでいました」の文体は、
「おじいさんとおばあさんが」と同じ位置にある=入れ替えても同じですが、
「おじいさんとおばあさん」でないと「すんでいた」という前提が出ない為、
(人でなければ「すんでいる」という条件が満たせないからです。)
「おじいさんとおばあさんが」の後になります。
その為、
「大前提」>「中前提」>「小前提」の順番で文を並んでいるというわけです。
これはシナリオラインにしても同じで、
シナリオラインも「大前提」があり、
その中に「中前提」を含ませ、最後に「小前提」でまとめる形になります。
これが一般的な「設定」です。
何だかボクの好きな論理哲学の世界に入った気がしますが、
気のせいです。
前提のうち、
どれかが欠ければ文が成立しないように、
設定もチグハグになってしまいます。
もっとも、
なくてもいい「暗黙の了解」や「お約束」があるのですが、
これを絡めると話の類型やら何やらに飛んでしまいますので、
一寸やめておきます。
シナリオですが、
徹夜上等で粗筋をまとめました。
これから、
またも徹夜上等でシナリオの再調整を行い、
これをもってパッケージの作業に入ります。
どうせ鬱で眠れないからいいですけれど。
シナリオというより物語の構築に関する本を図書館で借り、
読んでいます。
物語の基点に関わることから総論に関することについて、
こまごまと書かれていてためになります。
で、
この本を買おうと思ったのですが、
値段を見て驚きました。
4000円します。
前に6000円するポル・ポトの伝記を普通に借りて読み、
読み終わったときに驚いたのですが、
どうしてボクが読む本は異常に高いのでしょう。
ラノベなら何冊買えるのでしょうか?
で、
ここに書かれている中で興味を引いたのが、
文の組み立て方。
単純にいいますと、
文は基本的に「大前提」「中前提」「小前提」の順番で並んでいるという事です。
これは「むかしむかし」「あるところに」「おじいさんとおばあさんが」「すんでいました」という文体の場合、
「あるところに」より「むかしむかし」の方がスケールが大きく、
「おじいさんとおばあさんが」より「あるところに」の方がスケールが大きい。
「すんでいました」もまたしかり。
これは「むかしむかし」の中に「あるところ」が内包されている為で、
「あるところ」の中に「おじいさんとおばあさんが」が内包されている為です。
因みに「すんでいました」の文体は、
「おじいさんとおばあさんが」と同じ位置にある=入れ替えても同じですが、
「おじいさんとおばあさん」でないと「すんでいた」という前提が出ない為、
(人でなければ「すんでいる」という条件が満たせないからです。)
「おじいさんとおばあさんが」の後になります。
その為、
「大前提」>「中前提」>「小前提」の順番で文を並んでいるというわけです。
これはシナリオラインにしても同じで、
シナリオラインも「大前提」があり、
その中に「中前提」を含ませ、最後に「小前提」でまとめる形になります。
これが一般的な「設定」です。
何だかボクの好きな論理哲学の世界に入った気がしますが、
気のせいです。
前提のうち、
どれかが欠ければ文が成立しないように、
設定もチグハグになってしまいます。
もっとも、
なくてもいい「暗黙の了解」や「お約束」があるのですが、
これを絡めると話の類型やら何やらに飛んでしまいますので、
一寸やめておきます。
シナリオですが、
徹夜上等で粗筋をまとめました。
これから、
またも徹夜上等でシナリオの再調整を行い、
これをもってパッケージの作業に入ります。
どうせ鬱で眠れないからいいですけれど。