説明は何処まで出来る?

 延々と脳トレをやっていたら1時間が経過してしまいました。

 何処が5分で終わるのですか?

 単純計算が好きな人間なので、
その手の物にのめり込みやすいのは分かっていましたが。

 とりあえずCDや資料やゲームのケースで散らかりっぱなしの机を見て、
整理できない状況をすぐに作れるなんて、
ボクの脳は大丈夫なのかと本気で考えてしまいます。

 シナリオですが、
構成を練り始めて構成を纏め終わりました。

 次は流れ図の作成です。

 アニメやら映画やらを見ながら作業をしているのですが、
かなり多くその手の物を見ていきますと、
海外の映画は演技や状況で描写を語る事が多く、
対して日本の映画はセリフで語る事が多い事が多いのに気づきます。

 海外のシナリオ口座などを見ていきますと、
実際そのように作る事が多いので多分に間違いはないと思います。
(その為なのか海外のシナリオはト書きと注釈がとにかく多いです)

 日本の場合は逆で、
粗筋や性格等をすべて台詞に纏めていきます。

 実際、
日本のシナリオ全集を読みますと、
ほぼ全部台詞しか書いてありません。

 特に2時間ドラマは最後に犯人が粗筋を全部言ってくれたり、
途中でミーティングと言う必ず粗筋を説明するシーンがあったりと、
致せり尽くせりとなっています。

 多分に日本の場合、
映像からではなく舞台から映像に入った為にそうなったのではと思います。

 海外の場合、
舞台→無声映画→トーキーと入った影響があるのでしょう。

 無声映画ですとほぼ台詞が使えないので、
どうしても演技や映像頼みになりますから。

 ただ日本の場合、
舞台の流れをそのままテレビや映画に持って行った影響からか、
(映像を中心とした文化がないのです)
全部舞台でやっている事をそのままテレビや映画でやっている感覚になっていったのでしょう。

 舞台の戯曲って台詞がほぼ説明文なので、
その影響が未だに残っているのかもしれません。
(分からない人はシェイクスピアの本を1冊借りて読めばわかります)

 (因みに某ホームドラマでは全部説明台詞なので有名ですが、
あれはあれで別のベクトルがあるので割愛します)

 ホームドラマと言う、
シーンが切り替わらないドラマが主流だったのもあるのでしょうね。

 何にせよ、
台詞を読むだけで話が進んでいくのですから、
演技力が求められないドラマになっていったのは必然なのかもしれません。

 こういったシナリオひとつとっても、
お国の文化で結構違う物なのだと感じた今日この頃でした。

テーマ : 創作シナリオ
ジャンル : 小説・文学

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風城 徹

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