そろそろ動き出さないとですね。

 体罰問題で色々と動いていますが、
肯定派も否定派も感情論で動いているきらいがあります。

 痛いのは嫌でしょうし、
そうしないと痛みが分からないという意見もごもっともです。

 個人的にネット上では「議論は存在しない」が持論ですので、
(ネット上には煽りと中傷と罵倒しかないと考えています)
波風立てる事は余り書きたくはないのですが……ボクなりの考えを書いておきます。

 個人的に体罰の基本理論は、
「相手を暴力でもって指導する教育、育成方針」と言う定義で考えておきます。

 人によって定義がありますが予め定義しておかないと、
「格闘技でダメージが分からないから云々」とか、
「不良はこうでもしないと黙らない云々」とか、
的を外れてしまいますから。
(そんな物は体罰じゃないわ、只の組手や躾よ!って思う人もいますから)

 さて、
最初に体罰で有効なのは「相手に自分の言う事を分からせる」と言う点です。

 映画の「フルメタル・ジャケット」でハートマン軍曹がやっている罵倒がそれです。

 あれはアメリカ海軍では実際にある物で、
「対象を徹底的に叩き落す事で絶望させ、全ての概念を捨てさせる」という目的があります。

 その後徹底的に言う事を聞かせて訓練させることで、
「俺の言う事が絶対だ」と言う兵士として当然の鉄則を刷り込ませるのです。

 兵士であればそれは有効でしょう。

 何故ならどんな理不尽な命令にも従わなければ指揮統制が乱れますし、
何より個人の思想が入る余地がないからです。

 スポーツでも体罰を持って行えば、
選手は黙らせて言う事を聞かせられますし、
簡単に選手の品質を統一させる事が出来ます。

 しかし、
そういう人間は「いう事を聞いて黙々とやっているだけ」であり、
「何故それをやっているか」が理解できていません。

 「中国語の部屋」と言う一つの思考実験があるのですが、
これと似たような物で、
「はた目から見て互いに意思疎通しているように見えるけど、
本人達は意味が何なのか全く理解できていない」のです。

 自分で状況を判断すると言う事が出来ないのです。
(上からの言う事を実行しているだけなので、同じく上からの指示がない限り判断できない)

 そんな人間に自主性はあるのか?と言いますと「無いに等しい」のですが、
それで結果が出ていたのですから複雑になってしまっています。

 自分でやろうとする選手は教える人間からすれば、
「何かにつけて文句ばっかり言う面倒な奴」であり、
優秀な選手とは実力に関係なく、
「自分の言う事を黙々と聞いてくれる奴」になります。

 そういう人間は日本と言う国家では最も扱いやすい人材であり、
日本の年功序列式のシステムと迎合してしまった為に今に至るまで、
消えなかったのだろうと考えています。
(そりゃ上の言う事を絶対に聞く奴の方が使いやすいでしょ?
何かあったらそいつに全部責任押し付ければいいんだもの)

 なので、
こいつを断ち切るという事は実質不可能であると考えます。

 因みにアメフト、ラグビーはフィールドには選手以外立ち入りが出来ません。
(無論監督やチェアマンも入れません)
 これは選手の自主性を重んじる為で、
指示や作戦もすべて選手自身が決めて行います。

 このようなシステムになったら日本の選手は皆駄目になるんだろうなとシニカルに考えていたり。

 結論が出ないままですが、
思った事をつらつらと。

 どちらにせよ、

言う事を黙って聞くが言われた事しかやらない奴がいいのか、
文句は言うけど柔軟に物事をこなせる奴がいいのか、
どっちがいいかによって体罰の否定肯定が分かれると思います。

 さて、
シナリオですがそろそろキャラクターシートに火を入れて、
企画書を作ろうと思います。

 文章の勉強もある程度まとまりましたし、
小説の改稿も行っています。

 投稿サイトに投稿出来ればいいな?と思っていますが、
どれ位酷い評価になるのか楽しみです。

 近いうちにシートも公開しますので、
そこの所よろしくです。

テーマ : 創作シナリオ
ジャンル : 小説・文学

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風城 徹

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