終わりました。

 三十路になってバイト。

 この言葉を考えると、
いい響きではなく辛いです。

 今日もその言葉が引っかかり、
ろくに眠れませんでした。
(と言うか最近は毎日眠れていません)

 某生態調査会社にバイトに採用されたばかりですが、
「高齢フリーターは友達が出来ないのですぐに正社員の就職先を探せ」と言うネット上でのコメントを見ていきますと、
自分がバイトを探していたのは根本的に間違いで、
もう人生が終わったのかと感じています。

 この段階で正社員の就職活動をするとなりますと、
非常に迷惑ですし。

 加えて、
 
 バイトはニートと同じ。
 寧ろニートの方が自由がきく。

 と言うコメントを見ると、
ますます自分が生きている価値がないと感じてしまい、
何かにつけて無意識に「死にたい」と言う言葉が出てくる状態になりました。

 周りは結婚していたり、
友達が一杯だったり、
恋人がいたり。

 一方でボクはネットでもリアルでも友達がなく、
金もないです。

 但し使い道が生活費と税金位しかなので貯金はそれなりにありますが。

 今は義務感でやっているだけで、
何をやっても楽しいと思いませんし、
年齢が年齢だけに夢も希望も持てません。

 友達もいないので、
(何気にFacebookを始めたのですが、
直後に「リア友がいないと意味がない」と気づき退会を決意しました)
こっそり死ねる意味でも練炭でも買って来るかな……

 作品ですが、
物凄く前倒しして「小説家になろう」に「小説 ヒトコロシ(6)」をアップしました。
25KBだったので原稿用紙換算にして大体40~50枚前後になります。

 前のアップが17日ですので、
実質書き始めてから本文の執筆、
改稿作業まで3日で終わらせました。

 レイアウト構成を考慮しなくていい分、
楽なんですよね。

 執筆速度と風呂敷を纏める事だけは、
それなりなんですよね……

 どっちも作家にとって重要な才能と言いますけど。

 と言う訳で、
本作品に関してレーゼシナリオ版と小説版の大きな違いとその根拠、
そしてキャラクターについてのコメント、
文体の稚拙さについて等の言い訳は続きで書きます。

 それとメイキングについては後程書きます。

 一旦本文を読んだ後に書いた方がいいという事で。
・シナリオ版との大きな違い。

 細かい点はキリがないので兎も角としまして、
大きな違いとして「標的が殺されるかどうか」と言う点があります。

 これはシナリオ版のコンセプトが「人から聞いた話をまとめた物」にしていた為、
ある程度意図的に矛盾しているようにしていた為です。

 小説版では標的ははっきり殺されます。
 これは「その辺をはっきりさせないと駄目だろう」と言う理由から、
あえてそうしました。

 標的からすれば不幸の塊なのですが、
それはもう仕方ないとしか言えません。

 また、
初期プロットに近い設定をいくつか足しています。

 標的と主人公との関係(但し推測ですが)がそれです。

 この辺は都合がよすぎると言うで外したのですが、
外したら外したなりにドラマ性がないので加えました。

・キャラクターについて。

 個々について解説するとキリがないので大雑把に書いておきますが、
アンナが男でも女でもない(性別不詳)なのは面倒だったからです。

 毎回悩むのに性別がありまして、
どちらでもいいのであればそれでいいという事でそうしました。

 慇懃無礼なのも両方で取れるようにしたためです。

 また、
藤沢がアンナよりも活動的になってしまったのはかなり後悔しました。

 やはりこの手の作品は年齢を低くしてしまうと、
制限がかかってしまい面白味がなくなるんだなと気づかされました。

 他は兎も角としまして、
作品に登場するキャラクターは皆が皆、
それぞれ自分がそれでいいと思った方向に動かせた。

 今になってみますと、
これが良かったのではないかと思います。

 どうしても仕方なしに悪役をやっていたり、
善人ぶっていたりすることが多いのがキャラクターですが、
そういった面がなく、
皆が皆素直に行動させられたと言うのは作り手として良かったと思っております。

 文章の稚拙さですが、
ストイックになり過ぎた余り、
ボキャブラリーが少なくなり文体が重複してしまった事。

 もう少しアクションや状況を詳しく書ければよかったとは思います。

 個人的に台詞回しは相変わらずなので、
これはこれでもういいかと思います。

 小説である分、
字数に制限がなく書けたのですっきりはしていますから。

 この辺は次回作への反省と致します。
 

テーマ : 自作小説
ジャンル : 小説・文学

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理想と現実の狭間で人間は生きています

今晩は。

風城さんは一体どうしたいのでしょうか?
まず必要なことは自分の進む方向を見定めることです。
建築CAD系でお仕事が出来そうなのか、どうなのか。
出来そうなら、そのためには何が必要なのか。
出来なさそうだら、どのような職に就こうとするのか。
一人で悩まず、ハロワの職員さんに相談してはどうでしょうか?
職員さんが使えないとか思っているだけで、本当は職員の言うことを聞きたくないだけではありませんか?
不況の世の中、技術があっても企業は中々採用してくれません。
ビジネスマナーや仕事に対する向き合い方、人間性も問われます。
ハロワで就職関係のセミナーもやっていますし、職業訓練の制度もあるはずです。
やるべきことを本当に全てやっていますか?
自分の好きなことだけしていませんか?
もう30代といいますが、私はアラフォーですし、世の中は50代の人も懸命に仕事を探していますよ。
諦めるには早すぎます!

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 理想と現実の狭間で人間は生きています

 コメント、ありがとうございます。

 そうですね、
自分が本当にやりたい事を見定めるのが重要なのかもしれません。

 今までは、
「自分が出来る事」を中心にしていた為、
出来る仕事だけを探していたからなのか、
先を考えられなかったのが今になって響いているのかと思います。

 これから先どうなのか?と言う不安の原因はそこにあるかと。

 CAD系であれば何でもいいと言う訳ではないのですが、
何故かGIS系の仕事についていた為、
地図と建築の両方のCADが使えてしまったと言う皮肉があります。

 と言うより、
幾何学的な物が好きなタイプなのかもしれません。

 一人で悩むのも限界ですので、
ハロワの人に相談する事にします。

 でも、
バイトの関係で時間的に厳しいのかもしれませんが。

 職業訓練は考えましたが、
所得出来る資格が「CAD3級」だったのであきらめた経由があります。
(CAD検定は2級を保持していますので)

 やるべき事が何なのか、
今は理解できませんがある意味、
目的の為に手段を択ばないのもありなのかと考えてきています。

 人間、
追い詰められないと動けない物です。

 年齢は30代は相当厳しいです。
 まだ若いと言いますが、
世間の「若い」は20代までの様です。

 でも足掻くしかないです。

負けないで。

今晩は。

昨日はかなりキツメのことを言ってしまいすみません。
でも、自分が変らなければ何も変わらないんですよね・・・
そういう意味で風城さんは昨日とは明らかに意識が前向きになっていて安心しました。

自分を変えるには大変なエネルギーが必要ですし、今までの自分を否定しないといけない苦しい作業です。
それでも負けないで頑張ってください。

このブログを見ている人はコメントはしなくても(話題がヘビーですしね)、拍手や訪問を続けることで無言のエールを送っています。
一人では決してないんです!
心が折れそうになる時もありますが、顔を上げて、前を向いていきましょう!!

Re: 負けないで。

コメント、ありがとうございます。

 前向きと言いますか、
基本的に方針として「ネガティブ一周すれば大抵何とかなる」がありますので、
辛い時は吐いて吐いて吐きつくして一周させるのが基本です。

 一人ではないとは思えるのかもしれませんが、
どうしても実感がわかない感じがします。

 ネット上ですから仕方ないにせよ、
何事も進まなければ意味がないです。

 それにしても、
仕事にエントリーできないのは今はちょっときついです。
そういう点では動こうにも足踏みしてしまっています。
プロフィール

風城 徹

Author:風城 徹
友達いない歴=年齢を素で突っ走る、
卑屈上等な男。

そんな性根の腐った人間、
風城 徹が語るブログです。

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