孤独を取るか仲間を取るか。

 明日以降、
特にやる事もないので引きこもろうと思い、
勉強を続けるべく、
図書館に文章の書き方の本を借りに行きました。

 もうこれ以上勉強しても無駄だと感じていますが、
(行き詰っても誰一人助けてくれませんし)
何かしていないと気が済まないのと、
隙間位は埋めておこうと思ったのが理由です。

 本を借りに行った時、
図書館のカードがなぜか期限切れしていまして、
再登録をする羽目になりました。

 最近の図書館はセキュリティが厳しくなっているのですね……

 特に閉館前でしたから時間的にあせりました。

 結局借りてこられたのですが、
でなければ図書館にこもる羽目になりました。

 どうせなら喫茶店にこもりたいですが、
自分で挽いた豆のコーヒーもなかなか(自画自賛)ですので、
やっぱりドーナツだけ買ってきて自分のコーヒーを飲み倒した方がいいですね。

 さて、
今日は文学フリマまで行ってきました。

215050402.jpg

 相変わらずのカップル率ですが、
個人で販売するよりサークル(複数)で組んで販売する方が多かった気がします。

 同人専門の安い印刷屋が普及している等の理由でコストが下がったと聞きますが、
それでも個人で販売するのは相対的に給料諸々が下がっている影響で厳しいようです。

 また、
歴史のある即売会なので常連やここでカップルになっている人もいるようで、
売り子の人となあなあで話をする客の姿も見られました。

 悪い事ではないのですが、
身内だけで固まると言う懸念がありますので、
どうかと思いますが。

 でも、
自分もよく悩んでいます。

 一人で孤独に打ちひしがれながら書き続ける方がいいのか、
サークルの人とワイワイ楽しみながら書くほうがいいのか……

 ある作家の人は「孤独でなければ作品は書けない」と言いますし、
ある作家は「皆で修練しないと出来ない」とも言います。

 何が正しくて、
何が間違っているか分かりませんが、
自分の持論では「満たされている人間は作家になれない」を自負していますので、
(満たされない部分を表現して共感を得るのが作家と言う奴です)
そこの加減は難しいです。

 リア充で作品を書いている人は結構多いですが。
(追い込まれないと書けないだけ、ボクに才能がない証明でもあります)

 小説の場合、
漫画の様にさっと読んだり絵だけで買うと言うのは難しいので、
(極論を言えば表紙に載っているイメージと全く違う内容の物もあります)ので、
尚の事購入に慎重になります。

 本の杜の時もそうでしたが、
やはり引っ張る感じの粗筋は小説を書くうえで必要なんだと気付きました。

 映画の15秒CMの如き、
ばっさりした感じの粗筋が書けるようになりたいですね。

 ボクの場合はあらすじと言うより、
概要になっていますから。

 戦利品は以下の通りです。

215050401.jpg

 意外に少ないのは、
小説と言う媒体上「既刊」が多かったのと、
(絵に比べて小説は書くのに時間がかかります)
本の杜でかぶる物がいくつかあった事、
ジャンルを絞っていた事が理由です。
(批評やエッセイ、解説本の類は全て外しました)

 何よりこれから読み終わるまで半年もかかるので、
購入しすぎも問題ですからね。

 まだ本の杜で買った小説も読み終わっていませんし。

 感想を書いてもいいのですが、
態々販売してくださる方に失礼ですから書きません。

 明日以降は拠点の整理や部屋の掃除、
前述した作業で出かけずに休みます……と思うのですが、
光が丘に出かけようかとも考えています。

 そんなに喫茶店通いして何が楽しいのか、
さっぱりですが放浪癖はなかなか治りません。
 

テーマ : ちょっとおでかけ
ジャンル : 旅行

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非公開コメント

おつかれさまでした。
収穫いっぱいあったようで良かったですね。

サークルやってると、友達が増えて、そしてつい友達と話し込んでしまう……って気持ちは分かるけど、新しい人は入りにくくなりますよね。難しいところですね。

ひとりと仲間とどっちがいいのか……。
私はまったくひとりよりは、読んでくれたり感想くれたりする人がいた方がいいと思います。自分と違う視点でどう読まれているのか、伝わったこと、伝わらなかったことが分かるし。
他の人の話の作り方、取り組み方なども参考になりますから。

20年くらいひとりでやってきたので。趣味だったら、自分が楽しければいいからそれで良かったんですが。読んでもらえるものを作るためには、私には他人の目が必要だなー、と最近とみに思います。
振り回され過ぎないよう、バランスも大切だと思いますが……。

相変わらず、勉強熱心で頭が下がります。自分も精進しないとです。

Re: タイトルなし

 コメント、ありがとうございます。

 収穫と言いますか、
毎回出向いていますのでマンネリ気味になりつつあります。

 只のデートスポットになりつつあるような気がしないでもないです。

 確かにサークルに入った方がいいですが、
小説は習作を含め浅い物で困ります。

 その前にもっと足元を固めろと言うのが本音ですけどね。

孤独と縁

 孤独か、仲間か。

 ある意味、永遠の問題ですよねw

 風城さんは、どちらかと言えば、孤独派なのでしょうか。

 私は、「孤独な人を影ながら応援する派」ですw

 毎日、神様に祈っていますよ。「孤独な人が報われますように」って。(冗談みたいな話ですが、案外、冗談ではなかったりしますw)

 まあ、わたしなんかが祈っても、ホントどうしようもないですけどね。

 もっと現実的な能力があればよかったんですけど、私程度の才能ではどうしても限界がありまして……

 おっしゃる通り、孤独や、満たされない心というのは、創作に大切なのかもしれませんね。

 でも、一方で、仲間と一緒に楽しそうに書いているのも、なんだかいいですよね。

 文学フリマって、デートスポットみたいになってるんですか。

 ちょっと気になっていたので、生の情報が得られて、良かったです。いいことを聞きました。

 世のなか、孤独死とか陰鬱な問題が色々と立ち込めていますので、そういう出会いの場みたいのがあるのは、個人的にはけっこういいことなのかもしれないなあ、と思います。
 
 小説を書くことだけが人生じゃないですしね。色々なことをいっぱい楽しんでみるのも、乙でいいものなのかもしれません。

 浅い小説。

 確かにそういうものもありますよね。私はけっこう、どんな文章でも好きな方なのですが(雑食なのですw)、たまに取り付く島もないような小説があったりしますよね。

 まあ、私も人間の浅さで言ったら、他人のことを言えないですけどw

 芸術みたいなのってみんなそうですけど、いったい何が正解なのか、分かりませんね。

 強いて言えば、自分の道を突き進むことなのかもしれません。

 自分の好きなことをするというか。

 その道が、孤独なものであるか、それとも誰かの道と交わり、仲間を得ることになるのかは、かなり運命というか偶然的な要素が関連しているような気さえします。

 縁というのはホントに不思議です。自分が今まで出会った人たちのことを回想してみると、タイミングとか状況とかが少しでもずれていたら、出会っていなかったんだよなあ、と思うと、とても感慨深い気持ちになります。

 人生、ホントに何が起こるかわからないなあ、というのが、私の信条でもあります。

 出会いというのは、私の経験では、いつも自分の思いもよらないところから展開していくものですから、ちょっと私の手には負えませんw 暴れ馬すぎて。

 だからこそ、人生はおもしろいのかもしれないなあ、と思うのも真実ですが、その分すごく大変でもありますから、結局イーブンなのかもしれませんねw

 風城さんは、これから、孤独な道を歩まれるのか、それとも、運命のいたずら(運命というのはきっと人間の力では予測できないから運命というんでしょうね)で、何らかの仲間を得るのか、わたしにはぜんぜん想像もつきませんけど、個人的には、風城さんの人生に、幸あれ! みたいなw そんなふうに思います。

 例によって、私の祈りは無力で、実際的な力を何にも持たないのが、とても残念です。

 もっと実際的な力があったら、私は今みたいな、偽善の塊じゃなくてもすんだかもしれないなあ、と思ったりします。

 人生は、私にはあまりに大きすぎて、よくわからないというのが、偽らざる本音です。

 それでも、何とか、ぼちぼちでも、生きていけたらいいなあ、と今はそう思っています。

Re: 孤独と縁

 コメント、ありがとうございます。

 孤独と言う物はきつく、
かといって心の奥底でそれを望んでいる自分がいる所が厄介です。

 自分は死ぬまで出会いと言う物は存在しないと確定していますので、
後は死ぬだけの日々となっています。

(今時三十路半ばのフリーターなんて、友達にもなりたくないですからね)

 元々何もないですから、
失う物すらないのか……と感じています。

 単純に生きるしかないんですよね。

 しかも、
その中で何かを埋める様に生きる様に生きるしかないです。

 埋め合わせの為に哲学や宗教があるのですが、
これでは本当に癒されませんから……きついものです。

 文学フリマに限らず、
こういったイベントはメジャーになって行けばいくほど、
崇高な目的がそがれていくものですので仕方がない物ではあります。

 広く浅くと言う奴です。
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風城 徹

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