ケータイ小説の完成と終焉?

 赤い糸が映画とテレビで流れているようですね。
 アクセス数が数100万だとか。


 逸れに比べて自分のサイトは……なんて思うと、
本当に泣けてきます。

 これが才能の差と言う物なんですね。

 ケータイ小説に関して、実はいくつか読んでおります。
 まあ、曲がりなりにもオンライン系の創作繋がりですから。
(但し、時間がないので大まかな筋程度にしか読んでいませんし、
PCで読んでいるのでちょっと大変です。)

 しかし、大体読んでみますと、同じパターンが結構多いです。
 大きく分けて2つでしょうか?

 所謂ホスト系と、恋空系と言う物です。

 前者はホストと主人公が出会ってトラブルがあって云々と言う物でして、
後者は二人が出会うも、前途多難で唐突に事件が重なって……
と言うパターンです。

 どちらにせよ言えるのは、
話にバリエーションの発展が見られず、
最近ヒットした物をそのままテンプレートにはめて作ったかのような、
そんな感じの作品が結構多いという事です。

 所謂オンライン系に見られる発展が見られず、
余りにも狭いなと思いました。

 そこでこの根拠をボクなりに考えてみました。

 一つは、それが読まれやすいというもの。
対象が中高生ですから、
親父の説教話や、
予備知識の要る作品や、
気合入れて読まねばならない群集劇を書いた所で、
受ける訳がありません。

 やっぱりこの手の作品が受ける、という事でしょう。

 もう一つは、2つのケータイ小説のパターンをもってして、
ケータイ小説と言うジャンルが完成されてしまったからではないのか?
と思っております。

 完成=安定ですから、
読者層を一定数確保するのであれば、
そのパターンで構築していくのが需要の面で一番無難なのかもしれません。

 しかし、
完成=発展の余地がないと捉えることが出来ますので、
そこから先は廃れていくしかありません。

 誰かの受け売りになりますが、
ファーストフードよろしく、発展せずに消費されるだけになる訳です。

 単純に発展せずに廃れていくのか、
ケータイ小説の枠を破るケータイ小説が現れ発展していくのか?
ある意味ケータイ小説は岐路に立っているのかもしれません。

 個人的には後者であって欲しいと思うのですが。

 とりあえず、作品の整理とプロットの処理を終わりました。

 大まかに言えば、新作1つは前編と後編に分かれそうな感じでして、
旧作1つと新作1つは構成がおかしくなっています。

 その為、いくつか設定を見直して調整していますが、
それでも合わないことが多く、結構大変です。

 例えるなら、パズルのピースが組み合わないと言った所でしょうか?
 特に旧作は本文以外の資料がないので、
組み立てるのも一苦労です。

テーマ : 創作シナリオ
ジャンル : 小説・文学

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