本の壁。
図書館で借りてきた「中国の1日」を読み終えました。
アレなタイトルですが、
内容というと「1936年5月21日の出来事を報告する」というテーマで中国全土に募集をかけ、
集まった写真や版画、文を編纂してまとめたもので、
当時の中国の1日を様々な人間が書き表したものとなっています。
主だって「抗日」(但し当時の検閲で抗×となっています)「阿片」、
「共産」といったものが目立ち、
当時の世相が民にまで及んでいるのがわかります。
と言っても民の視点から書いているので政治的なイデオロギーはなく、
一般の目線から見た感覚、
要は「平和な中で現れた厄介な連中」としての側面が強いです。
また平穏な一日について書いた物があり、
当時の農耕や教育などの文化も知ることができます。
只、
あとがきでも編者が書いている通り当時の中国は文盲が多く、
文が書けたのはエリートであるという点も考える必要があります。
(本当の意味での一般市民ではない)
さて、
休みの日は何もしないでボーっとしているのが一番なのですが、
居ても立っても居られない松尾芭蕉体質なので、
東洋文庫へ出かけてきました。
入場料900円という恐るべき価格帯ですが、
中に入るとまあ、普通の小さい博物館だな……と思いきや、
フラッシュでなければ撮影可とのこと。
これはと思い、
撮影してみました。



本の壁です。
ロビーもこんな感じで。

様々な本が展示されていまして、
解体新書の原本をはじめとする貴重な書物も置いてあります。
本(というハード)が好きであれば間違いなく見に行って損はないです。
値が張りますが。
本の内容が好きな人は……図書館にでも行ってください。
自分の中では閉館前のオルゴール博物館と同じくらいの穴場でした。
ちなみに庭園もありましたが、
これは次回以降……かな?
アレなタイトルですが、
内容というと「1936年5月21日の出来事を報告する」というテーマで中国全土に募集をかけ、
集まった写真や版画、文を編纂してまとめたもので、
当時の中国の1日を様々な人間が書き表したものとなっています。
主だって「抗日」(但し当時の検閲で抗×となっています)「阿片」、
「共産」といったものが目立ち、
当時の世相が民にまで及んでいるのがわかります。
と言っても民の視点から書いているので政治的なイデオロギーはなく、
一般の目線から見た感覚、
要は「平和な中で現れた厄介な連中」としての側面が強いです。
また平穏な一日について書いた物があり、
当時の農耕や教育などの文化も知ることができます。
只、
あとがきでも編者が書いている通り当時の中国は文盲が多く、
文が書けたのはエリートであるという点も考える必要があります。
(本当の意味での一般市民ではない)
さて、
休みの日は何もしないでボーっとしているのが一番なのですが、
居ても立っても居られない松尾芭蕉体質なので、
東洋文庫へ出かけてきました。
入場料900円という恐るべき価格帯ですが、
中に入るとまあ、普通の小さい博物館だな……と思いきや、
フラッシュでなければ撮影可とのこと。
これはと思い、
撮影してみました。



本の壁です。
ロビーもこんな感じで。

様々な本が展示されていまして、
解体新書の原本をはじめとする貴重な書物も置いてあります。
本(というハード)が好きであれば間違いなく見に行って損はないです。
値が張りますが。
本の内容が好きな人は……図書館にでも行ってください。
自分の中では閉館前のオルゴール博物館と同じくらいの穴場でした。
ちなみに庭園もありましたが、
これは次回以降……かな?